
夏の紫外線と肌の影響について

こんにちは皆さん!梅雨の合間に現れるギラギラの太陽に「夏」を感じますね。
曇り空から現れる、太陽の光を楽しむ一方で、夏の紫外線が私たちの肌に与える影響について考えてみましょう。
このブログでは、夏の紫外線についての基本的な知識と、肌への影響・紫外線対策についてお話します。
紫外線の種類は3つ
紫外線は、体内でビタミンDを生成し、健康を維持させる働きがあるため、ある程度浴びることが必要ですが、紫外線の浴び過ぎは日焼け、シワ、シミの原因となります。
太陽から放射される紫外線には、UVA、UVB、UVCの3つの主要なタイプがあります。
UVAは日差しを浴びた後、「肌をすぐに黒くする」紫外線のこと。
肌の奥深くに到達し、シミやシワの原因となる老化を引き起こす可能性があります。
30〜50%が表皮を通過して真皮に到達し、真皮にある弾性繊維を破壊するため、それが肌のハリなどに影響を及ぼし、シワやたるみなど肌の「光老化」へとつながってしまうのです。
一方、UVBは「肌に炎症を起こさせる」紫外線のこと、肌の表面に影響を与え、ひりひりした火傷のような状態になります。
UVCは大気中で吸収されるため、地球の表面にはほとんど到達しません。
日焼け止め表示のSPFは
SPFとは、「Sun Protection Factor」の略
UV−Bに対する防止効果を示すものです。
SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。
PAとは、「Protection Grade of UVA」の略
こちらはUV-Aに対する防止効果を示すものです。
PAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され+が多いほど防止力が高まります。
肌への影響
紫外線は肌に様々な影響を与えます。
まず、肌に直接当たる紫外線はメラニンの生成を促進し、肌を守るために色素沈着が生じます。これが私たちが日焼けする理由です。
また、長期的には肌の老化を引き起こし、シミやシワの原因となることがあります。
さらに、紫外線は肌細胞のDNAに損傷を与える可能性があります。
これにより、細胞の正常な機能が妨げられ、皮膚がんのリスクが高まることがあります。特に、長時間の日焼けや頻繁な紫外線曝露は、皮膚がんのリスクを増加させることが知られています。

紫外線は晴れの日だけでなく、雨が降っていても曇っていても地表に届いています。だからこそ「日焼け対策は一年中行う」のが基本。日焼けしてしまったと感じた時は
すぐに冷やして、シートパックや保湿力の高い美容液等でたっぷりと保湿をしましょう! 早めの対策でお肌をダメージから守りましょう。
紫外線対策
夏の紫外線から肌を守るためには、適切な紫外線対策が必要です。
以下にいくつかの対策方法をご紹介します。
日焼け止めの使用: SPF(Sun Protection Factor)が15以上の日焼け止めを選びましょう。
顔や首、手の甲など、露出している部分を念入りに保護しましょう。
適切な衣服の着用: 長袖や帽子、サングラスなどを使って肌を覆いましょう。
特に、直射日光が強い時間帯には遮光性の高い衣服を選ぶことが重要です。
日陰での過ごし方:できるだけ直射日光を避け、木陰や日除けの下など、日陰で過ごすことをおすすめします。
紫外線量のピーク時の回避:紫外線の量が最も強い時間帯は、午前10時から午後4時までです。できるだけ屋外での活動を控えましょう。
健康な肌を保つためには、日常的な紫外線対策が欠かせません。皆さんも素敵な夏を楽しむために、肌のケアを忘れずに行ってくださいね。
それでは、日々の紫外線対策と合わせてエステサロンでの「ビタミンC導入」や、「鎮静パック」などで肌チカラをつけて、強い紫外線からお肌を守っていきましょう☆彡
#紫外線#肌の影響#光老化